奥州の為、たくいた立つ! [森鵰剣侠]
探し物をしていたら、学生時代に行った海外の写真が出てきた。
当時は、フィルム代も現像代もバカにならないので、街並みを撮った写真が本当に少なく、ほとんどが名所と旧跡ばかりだった。
でも、なんか味があった。
そんな新選組副長助勤たくいたのブログへようこそ!
俺かと思ったら、大沢たかおやった。あははは
昨日は、伏見の鳥せいで、東北の復興を支援するイベントが行われていた(明日までやってます)。生ビール200円で、そのビール代は、東北への義援金に使われるという。
休日の昼間からビールを飲む、なんて、なかなか気が進まない。
しかし、愛する奥州の為に、(俺も一肌脱ぐか!) ということで、モリーニョと共に伏見の鳥せいへ向かう。
今日は、野郎二人なので、”鬼平”さんっぽく、カッコよく、楽しく飲むゼィ!
鳥せいといえば、「とりせいラーメン」!
最近、乾杯の時は、イタリア式に「ちんちん!」とやるのだが、今日は、覚えたての中国語で「飲盃!」
「今日のビールは、奥州の復興支援になるから、飲むゼィ!」
「隊長は、本当に東北好きですもんね。岩手・福島・仙台、あっちのほう限定ですけどね」
そう、たくいたは奥州が大好きだ。特に、今回被災したところは、好きな場所なので、毎日心を痛めているのだ。
「隊長、隊長のブログの最新記事、あれは懺悔になってるんですか?」
どうも『たくいた版 今昔物語』を読んだらしく、唐突に尋ねるモリーニョ。
「ああ、最近、俺も心の傷が癒えたせいか、妙に下ネタが増えていけねぇ。で、あの記事を書いた前の日が、下ネタが多すぎたから、懺悔するつもりで書いた」
「でも、あれ、事実を淡々と書いてるだけでしょ?」
「ああ、事実を淡々と書いただけだよ」
「あんまし脚色もしてないでしょ?」
「ああ、あんまし脚色もしてないな。あの後、俺らが帰国した後、あの女将校、外人の男を陥れ、えらい騒ぎになったらしい。それで、あの将校が日本に帰国して、俺の住所と電話番号を友達に聞き回ってたらしいねんけど、友達が(こいつ危ない!) と思ったから、みんな知らんふりしてくれたみたい。命拾いしたゼィ!」
すると、モリーニョが大笑いして言った、
「僕、酒入ってたら、隊長のメルアドとか教えてしまうかもしれん」
(しれんじゃねぇだろ! お前は教える。 お前は絶対に教える!!)
「もしあれやったら、紹介したったのにな」
「遠慮しときます」
「遠慮なんてするな」
「家に帰ったら、家におったら怖いやん! 」
「モリーニョのあの家やったら、家やと思ってもらえへんかもしれん。『トーチカや! 攻撃目標や!』言うて、焼くかもしれんな」
「僕の家、焼け野原ですか?」
「うん、そやね」
その言葉に少しうつむくモリーニョ。そして、ゆっくり顔を上げて、こう言った。
「でも、あの記事読んで思ったんですけど、反省はしてないよね? 懺悔してないよね?」
モリーニョの言葉が、たくいたの心に鈍い音とともに突き刺さる。
「アホか? あの話は『今昔物語』だから、仏教的な教えが、ちゃんと入ってるやろ? 因果応報だよっていう教えが!」
その後、デビちゃんは器がでかい! デビちゃんは人物だ! 大侠だ! という話で盛り上がる。
ラーメンの次は、串焼き!
ここの串焼きは美味い! 好食!
特に、レバーとなんこつはたまりません!
「僕、もう回ってきた」
と、生ビール二杯飲んで、モリーニョ撃沈。
たしかに、前回のビアガーデンと違い、今日は酔いが早くまわってきた。しかし、酔いが来たせいか、極楽にいるような気持ちになっていることも確か。
たくいた、この時、ビールを4杯飲んでいたんですが、ビールはあと一杯飲めるけど、つまみはもう要らねぇ状態になる。
そんなとき、モリーニョが言った。
「隊長、この親指の付け根に塩を付けて、その塩を舐めながらビールを飲むのが、メキシカンスタイルですよ!」
「さすがメキシカン! やるじゃねぇか!」
早速、やってみる。(これは、いける!)
「これはいける! お姐さん! ビールおかわり!!」
ビール5杯目は、メキシカンスタイルでいただきました。
「モリーニョ! なんか鬼平っぽく飲むっていうより、”本所の銕(てつ)”な飲み方やな!」
「隊長、なんか、岡場所にいる鬼平っぽいです!」
もう気分は、岡場所の本所の銕です! ただ、前で飲んでるのが、梶芽衣子似のおまさじゃなくって残念です。
酔った二人の頭の中を流れるのは、そう! あのメロディーです。
店を出た二人は、休憩をするべく、かっぱカントリーへ。
黄桜のCMを見ながら、横になる(?)。
その後、酔ったオッサン二人は、寺田屋へ。
大河も終わり、落ち着いた佇まいです。
酔いを覚ますため、川辺を歩く。
こうして、伏見の酒と風情を楽しみながら、楽しい休日を過ごしましたとさ。
おしまい
当時は、フィルム代も現像代もバカにならないので、街並みを撮った写真が本当に少なく、ほとんどが名所と旧跡ばかりだった。
でも、なんか味があった。
そんな新選組副長助勤たくいたのブログへようこそ!
俺かと思ったら、大沢たかおやった。あははは
昨日は、伏見の鳥せいで、東北の復興を支援するイベントが行われていた(明日までやってます)。生ビール200円で、そのビール代は、東北への義援金に使われるという。
休日の昼間からビールを飲む、なんて、なかなか気が進まない。
しかし、愛する奥州の為に、(俺も一肌脱ぐか!) ということで、モリーニョと共に伏見の鳥せいへ向かう。
今日は、野郎二人なので、”鬼平”さんっぽく、カッコよく、楽しく飲むゼィ!
鳥せいといえば、「とりせいラーメン」!
最近、乾杯の時は、イタリア式に「ちんちん!」とやるのだが、今日は、覚えたての中国語で「飲盃!」
「今日のビールは、奥州の復興支援になるから、飲むゼィ!」
「隊長は、本当に東北好きですもんね。岩手・福島・仙台、あっちのほう限定ですけどね」
そう、たくいたは奥州が大好きだ。特に、今回被災したところは、好きな場所なので、毎日心を痛めているのだ。
「隊長、隊長のブログの最新記事、あれは懺悔になってるんですか?」
どうも『たくいた版 今昔物語』を読んだらしく、唐突に尋ねるモリーニョ。
「ああ、最近、俺も心の傷が癒えたせいか、妙に下ネタが増えていけねぇ。で、あの記事を書いた前の日が、下ネタが多すぎたから、懺悔するつもりで書いた」
「でも、あれ、事実を淡々と書いてるだけでしょ?」
「ああ、事実を淡々と書いただけだよ」
「あんまし脚色もしてないでしょ?」
「ああ、あんまし脚色もしてないな。あの後、俺らが帰国した後、あの女将校、外人の男を陥れ、えらい騒ぎになったらしい。それで、あの将校が日本に帰国して、俺の住所と電話番号を友達に聞き回ってたらしいねんけど、友達が(こいつ危ない!) と思ったから、みんな知らんふりしてくれたみたい。命拾いしたゼィ!」
すると、モリーニョが大笑いして言った、
「僕、酒入ってたら、隊長のメルアドとか教えてしまうかもしれん」
(しれんじゃねぇだろ! お前は教える。 お前は絶対に教える!!)
「もしあれやったら、紹介したったのにな」
「遠慮しときます」
「遠慮なんてするな」
「家に帰ったら、家におったら怖いやん! 」
「モリーニョのあの家やったら、家やと思ってもらえへんかもしれん。『トーチカや! 攻撃目標や!』言うて、焼くかもしれんな」
「僕の家、焼け野原ですか?」
「うん、そやね」
その言葉に少しうつむくモリーニョ。そして、ゆっくり顔を上げて、こう言った。
「でも、あの記事読んで思ったんですけど、反省はしてないよね? 懺悔してないよね?」
モリーニョの言葉が、たくいたの心に鈍い音とともに突き刺さる。
「アホか? あの話は『今昔物語』だから、仏教的な教えが、ちゃんと入ってるやろ? 因果応報だよっていう教えが!」
その後、デビちゃんは器がでかい! デビちゃんは人物だ! 大侠だ! という話で盛り上がる。
ラーメンの次は、串焼き!
ここの串焼きは美味い! 好食!
特に、レバーとなんこつはたまりません!
「僕、もう回ってきた」
と、生ビール二杯飲んで、モリーニョ撃沈。
たしかに、前回のビアガーデンと違い、今日は酔いが早くまわってきた。しかし、酔いが来たせいか、極楽にいるような気持ちになっていることも確か。
たくいた、この時、ビールを4杯飲んでいたんですが、ビールはあと一杯飲めるけど、つまみはもう要らねぇ状態になる。
そんなとき、モリーニョが言った。
「隊長、この親指の付け根に塩を付けて、その塩を舐めながらビールを飲むのが、メキシカンスタイルですよ!」
「さすがメキシカン! やるじゃねぇか!」
早速、やってみる。(これは、いける!)
「これはいける! お姐さん! ビールおかわり!!」
ビール5杯目は、メキシカンスタイルでいただきました。
「モリーニョ! なんか鬼平っぽく飲むっていうより、”本所の銕(てつ)”な飲み方やな!」
「隊長、なんか、岡場所にいる鬼平っぽいです!」
もう気分は、岡場所の本所の銕です! ただ、前で飲んでるのが、梶芽衣子似のおまさじゃなくって残念です。
酔った二人の頭の中を流れるのは、そう! あのメロディーです。
店を出た二人は、休憩をするべく、かっぱカントリーへ。
黄桜のCMを見ながら、横になる(?)。
その後、酔ったオッサン二人は、寺田屋へ。
大河も終わり、落ち着いた佇まいです。
酔いを覚ますため、川辺を歩く。
こうして、伏見の酒と風情を楽しみながら、楽しい休日を過ごしましたとさ。
おしまい
2011-07-06 11:26
nice!(1)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0