集結! 横浜五覇岡大会 ~その2 横浜への道~ [森鵰俠侶]
どうも五覇岡集会でManboちゃんと携帯の番号を交換したらしいんですが、交換したことを忘れてました。しかも、交換したらしいのに、僕の携帯には登録されてませんでした。酒って怖いです。
さっき、Manboちゃんがかけてきてくれて、交換完了です。
そんな飲んだら記憶を飛ばす名人、たくいたのブログへようこそ!
五覇岡集会の開催される日の朝。
いつもだと夜行バスで横浜入りするのだが、今回は、しうぐーと共に新幹線での東下である。五覇岡集会に一緒に行くのは今回が初めて。
京都駅に到着するが、朝が早いせいもあり、お弁当屋さんが開いたばっかりで、目ぼしいものもなく、それでいて、レジが混みあっているのを見て、京都駅で弁当を買うのを諦める。
しうぐーと新幹線に乗り込む。こうなったら、新幹線でサンドイッチでも買うしかない。しうぐーは電車の中でご飯を食べると、乗り物酔いするらしく、横浜についてからパンでも買うらしい。
新幹線が京都駅を出るとすぐに、売り子のお姉さんがやってくる。
売り子さんが自分の席の近くにくるまでのゆっくりとした時間の中で、たくいたは、しうぐーに初めて五覇岡集会に参加した行きの新幹線での話を聞かせる。
「モリーニョに、『KOS妹に挨拶に行くわ』言うたら、モリーニョも『僕も後でKOS妹に挨拶行くつもりです』言うて、いざ行こうとしたら、あいつ、コーヒー注文するから、行こうにも行けへんねん」
「モリーさんらしいよね」
綺麗な売り子さんと目と目があってしまったので、仕方なく注文する。
「すみません、コーヒーと……」
コーヒーを注文しながら、サンドイッチを物色する。
「砂糖とミルクはどうしますか?」
「えっと~、ひとつずつで……」
(しまった、俺、砂糖とミルクは二つずつなのに、考えながら答えたから失敗してしまった)
「で、このサンドイッチお願いします」
「それでしたら、セット価格の500円になります」
「ワンコインですか~!? それはリーズナブルですね!」
朝からテンション高いめのたくいた。たくいたさんのリアクションに思わず笑ってしまった売り子さんと恋が芽生えそうになったんですが、妻帯者であることを思い出し、自制する。でも、夢の中では、貫地谷しほりちゃんと檀れいさんと浮気していることをここで告白しておこう。この前も、貫地谷ちゃんとデートしてたら、檀さんとしうぐーの挟み撃ちに遭い、坂の中途にある駄菓子屋に二人で隠れる夢を見て、大量の寝汗をかいたところです。アッハッハ
(こんなこと書いてたら、段正淳みたいになっちゃうよ、まったく……)
少し反省しつつも、朝食をとる。行きの新幹線で飲むコーヒーは、なんか美味い。
しかし、久しぶりの新幹線の車窓から見える景色はすばらしい。
野洲を通過中は、「近江源氏や! 佐々木一族や!」とテンションが上がり、琵琶湖を見てはテンションが上がる。
名古屋はたくいたの母校があるのでテンションが上がり、浜名湖は「これもやっぱり海みたいだね」とテンションがあがる。
小学生ばりにテンションが上がるたくいたを見て、
「なんか、KOSさんの気持ちが分かるわ……」
と呆れた様子でつぶやくしうぐー。
しかし、今回も富士山を見ることができず、このときばかりはテンションが下がる。
そして、このとき、たくいたはしうぐーに、ある悩みを打ち明ける。
「今回、もしニラさんと会ったら、『はじめまして』と挨拶するべきなんか、『お久しぶりです』と挨拶するべきなんか悩んでるねん」
「ええ~っ!?」
珍しくオーバーに驚くしうぐー。
「だって、記念幇会の二次会で、ニラさん、実際は俺の隣に座ったはったけど、俺、酔ってたから、隣に座ってたん、宣和堂兄者(たくいたの義兄弟)やと思ってたやん」
「え!? そんなことで悩んでたん」
「悩むやろ、普通。だって、飲んでるとき、あの美人のニラさんを脳内で消去してたんやで。しかも挨拶って大事やん」
「あの美人のニラさんを忘れるんやもんな。やっぱり、お久しぶりじゃないの? っていうか、たくいた、アホやろ?」
今、思い返すに、あの新幹線でテンションが高かったんは、多分、心に悩みを抱えてるからに違いない。
そう、俺は、ナイーブな男なのだ。
つづく
さっき、Manboちゃんがかけてきてくれて、交換完了です。
そんな飲んだら記憶を飛ばす名人、たくいたのブログへようこそ!
笑傲江湖(しょうごうこうこ)〈デジタル・リマスター版〉 [DVD]
- 出版社/メーカー: マクザム
- メディア: DVD
五覇岡集会の開催される日の朝。
いつもだと夜行バスで横浜入りするのだが、今回は、しうぐーと共に新幹線での東下である。五覇岡集会に一緒に行くのは今回が初めて。
京都駅に到着するが、朝が早いせいもあり、お弁当屋さんが開いたばっかりで、目ぼしいものもなく、それでいて、レジが混みあっているのを見て、京都駅で弁当を買うのを諦める。
しうぐーと新幹線に乗り込む。こうなったら、新幹線でサンドイッチでも買うしかない。しうぐーは電車の中でご飯を食べると、乗り物酔いするらしく、横浜についてからパンでも買うらしい。
新幹線が京都駅を出るとすぐに、売り子のお姉さんがやってくる。
売り子さんが自分の席の近くにくるまでのゆっくりとした時間の中で、たくいたは、しうぐーに初めて五覇岡集会に参加した行きの新幹線での話を聞かせる。
「モリーニョに、『KOS妹に挨拶に行くわ』言うたら、モリーニョも『僕も後でKOS妹に挨拶行くつもりです』言うて、いざ行こうとしたら、あいつ、コーヒー注文するから、行こうにも行けへんねん」
「モリーさんらしいよね」
綺麗な売り子さんと目と目があってしまったので、仕方なく注文する。
「すみません、コーヒーと……」
コーヒーを注文しながら、サンドイッチを物色する。
「砂糖とミルクはどうしますか?」
「えっと~、ひとつずつで……」
(しまった、俺、砂糖とミルクは二つずつなのに、考えながら答えたから失敗してしまった)
「で、このサンドイッチお願いします」
「それでしたら、セット価格の500円になります」
「ワンコインですか~!? それはリーズナブルですね!」
朝からテンション高いめのたくいた。たくいたさんのリアクションに思わず笑ってしまった売り子さんと恋が芽生えそうになったんですが、妻帯者であることを思い出し、自制する。でも、夢の中では、貫地谷しほりちゃんと檀れいさんと浮気していることをここで告白しておこう。この前も、貫地谷ちゃんとデートしてたら、檀さんとしうぐーの挟み撃ちに遭い、坂の中途にある駄菓子屋に二人で隠れる夢を見て、大量の寝汗をかいたところです。アッハッハ
(こんなこと書いてたら、段正淳みたいになっちゃうよ、まったく……)
少し反省しつつも、朝食をとる。行きの新幹線で飲むコーヒーは、なんか美味い。
しかし、久しぶりの新幹線の車窓から見える景色はすばらしい。
野洲を通過中は、「近江源氏や! 佐々木一族や!」とテンションが上がり、琵琶湖を見てはテンションが上がる。
名古屋はたくいたの母校があるのでテンションが上がり、浜名湖は「これもやっぱり海みたいだね」とテンションがあがる。
小学生ばりにテンションが上がるたくいたを見て、
「なんか、KOSさんの気持ちが分かるわ……」
と呆れた様子でつぶやくしうぐー。
しかし、今回も富士山を見ることができず、このときばかりはテンションが下がる。
そして、このとき、たくいたはしうぐーに、ある悩みを打ち明ける。
「今回、もしニラさんと会ったら、『はじめまして』と挨拶するべきなんか、『お久しぶりです』と挨拶するべきなんか悩んでるねん」
「ええ~っ!?」
珍しくオーバーに驚くしうぐー。
「だって、記念幇会の二次会で、ニラさん、実際は俺の隣に座ったはったけど、俺、酔ってたから、隣に座ってたん、宣和堂兄者(たくいたの義兄弟)やと思ってたやん」
「え!? そんなことで悩んでたん」
「悩むやろ、普通。だって、飲んでるとき、あの美人のニラさんを脳内で消去してたんやで。しかも挨拶って大事やん」
「あの美人のニラさんを忘れるんやもんな。やっぱり、お久しぶりじゃないの? っていうか、たくいた、アホやろ?」
今、思い返すに、あの新幹線でテンションが高かったんは、多分、心に悩みを抱えてるからに違いない。
そう、俺は、ナイーブな男なのだ。
つづく
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