二月は恋愛小説強化月間と決めたのに…… [雑談]
ようやく「ひなまつり」が終了~♪
クリスマスの次に忙しいイベントが終了し、しばしほっと一休みの新撰組副長助勤たくいたのブログへようこそ!
武侠小説は恋愛小説である!という言葉をきっかけに、二月は恋愛小説を読んでたたくいた。最後は、シェイクスピアの傑作『ロミオとジュリエット』でも読もうかと思ったんですが、この二冊を読んで二月は終了。
まずは『ナグラる』。
この本は、ステッグマイヤー名倉氏のサイトを書籍化した一冊。
真面目な話から下ネタまで結構共感できる話が多く、満足な一冊でした。
その中でも、たくいたにとって新鮮だった話は、「最もダサい格好した男」という話。
名倉氏が学生時代、男友達三人で海にドライブに行くことになったらしいのですが、そのとき、
「ダサい格好で行こうゼィ!」
みたいな話になったらしい。
名倉氏は、オリックスブレーブスの帽子・ガンズ=アンド=ローゼスのTシャツ・自分で切ったジーンズの半ズボン・アーガイルの靴下・コインローフォーという格好をしてみたものの恥ずかしく、結局、普通の格好でドライブへ行くことに。
もう一人の友達も普通の格好だったのだが、友人のW君だけは、
・”BOSE”と書かれたBOSSのパロデイTシャツ(多分、絵柄は坊さんの絵やと思う)
・ケミカルウォッシュのボンタンジーンズ
・スキー用のソックスに陸上で使ってたアディダスのシューズ
結果、自分は普通の格好でも、そういうダサい格好した友達と一緒にいると凄く恥ずかしいということを痛感したみたいな話なのですが……。
たくいた、この話を読んだとき、この名倉氏の感覚を懐かしく思った。この感覚と同じ感覚を持っていたのに、そのことすら最近忘れていたからである。
ダサい格好というかなんというか、
・洗濯しすぎて完全な黒でなくなってるヘビィメタの黒いTシャツ
・社会科の中年男性教師がはいてそうな紺色のズボン
・ところどころ破れている人工皮革の靴
・ところどころ破れているデニム生地の鞄
・皮脂で曇りまくった眼鏡
という格好の男と遊びに行っても、最近、恥ずかしいとは思わなくなっていたからだ。
初めて横浜で開催された”五覇岡集会”に行くときは、(まさか、その格好で新幹線に乗るつもりか!?その格好で初対面の人たちに会うのか!?それ、俺、かなり恥ずかしいやんけ!!)と思ったのに。思ったゆえに、待ち合わせ場所で、
「お前、ちゃんとした服装しろよ!」
と説教したんですが、「いやや」と言ったヤツの言葉に、たくいたの中で諦めてしまったのか、それ以来、なんとも思わなくなってしまった。多分、麻痺したんだろう。
今、『ナグラる』を読んで、男でも恥ずかしいのに、一緒に移動したKOS妹にも、拷問にも近い恥ずかしさを味あわせてしまったことに深く反省。そして、結婚おめでとう!
まだヤツは独身なので、
「もし、デートなんか間違ってもしようとするなら、服は一応新調しなさい!」
と忠告したい。
ステッグマイヤー名倉ファンの方も、そうでない方も、一度読んでみてね!
次に『中世の東海道』!
これは、マニアックだった。
鎌倉時代のある貴族の京都から鎌倉までの旅日記を基に、中世の東海道を再現した一冊。
科学的データを駆使し、江戸とは違った東海道の姿を知ることができて面白かったんですが、天竜川を越えたあたりから、正直どうでもよくなってしまった。けれども面白かった。
たくいたは、木曽川が元々この辺りを流れていた!とか、浜名湖は平安時代から海水が入ってたんじゃね!?とかいう話より、最後の宿についての説明が面白かった。
ただ古文書を読めばいいんじゃね?という歴史の本と違って、著者の使える知識は駆使して調査すればもっと確かじゃね?的な姿勢に感動した。
やっぱり武侠小説を読むには、フロイトを読まねば!と思ったたくいたでした。
クリスマスの次に忙しいイベントが終了し、しばしほっと一休みの新撰組副長助勤たくいたのブログへようこそ!
武侠小説は恋愛小説である!という言葉をきっかけに、二月は恋愛小説を読んでたたくいた。最後は、シェイクスピアの傑作『ロミオとジュリエット』でも読もうかと思ったんですが、この二冊を読んで二月は終了。
まずは『ナグラる』。
この本は、ステッグマイヤー名倉氏のサイトを書籍化した一冊。
真面目な話から下ネタまで結構共感できる話が多く、満足な一冊でした。
その中でも、たくいたにとって新鮮だった話は、「最もダサい格好した男」という話。
名倉氏が学生時代、男友達三人で海にドライブに行くことになったらしいのですが、そのとき、
「ダサい格好で行こうゼィ!」
みたいな話になったらしい。
名倉氏は、オリックスブレーブスの帽子・ガンズ=アンド=ローゼスのTシャツ・自分で切ったジーンズの半ズボン・アーガイルの靴下・コインローフォーという格好をしてみたものの恥ずかしく、結局、普通の格好でドライブへ行くことに。
もう一人の友達も普通の格好だったのだが、友人のW君だけは、
・”BOSE”と書かれたBOSSのパロデイTシャツ(多分、絵柄は坊さんの絵やと思う)
・ケミカルウォッシュのボンタンジーンズ
・スキー用のソックスに陸上で使ってたアディダスのシューズ
結果、自分は普通の格好でも、そういうダサい格好した友達と一緒にいると凄く恥ずかしいということを痛感したみたいな話なのですが……。
たくいた、この話を読んだとき、この名倉氏の感覚を懐かしく思った。この感覚と同じ感覚を持っていたのに、そのことすら最近忘れていたからである。
ダサい格好というかなんというか、
・洗濯しすぎて完全な黒でなくなってるヘビィメタの黒いTシャツ
・社会科の中年男性教師がはいてそうな紺色のズボン
・ところどころ破れている人工皮革の靴
・ところどころ破れているデニム生地の鞄
・皮脂で曇りまくった眼鏡
という格好の男と遊びに行っても、最近、恥ずかしいとは思わなくなっていたからだ。
初めて横浜で開催された”五覇岡集会”に行くときは、(まさか、その格好で新幹線に乗るつもりか!?その格好で初対面の人たちに会うのか!?それ、俺、かなり恥ずかしいやんけ!!)と思ったのに。思ったゆえに、待ち合わせ場所で、
「お前、ちゃんとした服装しろよ!」
と説教したんですが、「いやや」と言ったヤツの言葉に、たくいたの中で諦めてしまったのか、それ以来、なんとも思わなくなってしまった。多分、麻痺したんだろう。
今、『ナグラる』を読んで、男でも恥ずかしいのに、一緒に移動したKOS妹にも、拷問にも近い恥ずかしさを味あわせてしまったことに深く反省。そして、結婚おめでとう!
まだヤツは独身なので、
「もし、デートなんか間違ってもしようとするなら、服は一応新調しなさい!」
と忠告したい。
ステッグマイヤー名倉ファンの方も、そうでない方も、一度読んでみてね!
次に『中世の東海道』!
これは、マニアックだった。
鎌倉時代のある貴族の京都から鎌倉までの旅日記を基に、中世の東海道を再現した一冊。
科学的データを駆使し、江戸とは違った東海道の姿を知ることができて面白かったんですが、天竜川を越えたあたりから、正直どうでもよくなってしまった。けれども面白かった。
たくいたは、木曽川が元々この辺りを流れていた!とか、浜名湖は平安時代から海水が入ってたんじゃね!?とかいう話より、最後の宿についての説明が面白かった。
ただ古文書を読めばいいんじゃね?という歴史の本と違って、著者の使える知識は駆使して調査すればもっと確かじゃね?的な姿勢に感動した。
やっぱり武侠小説を読むには、フロイトを読まねば!と思ったたくいたでした。
タグ:ステッグマイヤー名倉
>社会科の中年男性教師がはいてそうな紺色のズボン
う~ん、なんとなく想像できる。
薄手の生地のあれ?
by 阿銀 (2009-03-04 21:20)
思い出した…あの真夏の関帝廟どおりで見たあれね…。
でも、なぜか想定範囲内のかっこうだったのよねぇ、私の中で…(笑)。
っつうか、想像した通りのヤツが歩いて来たから面白かったよ♪
逆にアニソンの水木一郎兄貴みたいな白いスーツで
バリッと来られた方がひいてたかも(爆)。
by どぅいちゃん (2009-03-04 23:41)
>阿銀さん
あの薄手の生地のあれです。アハハ
by 新選組副長助勤たくいた (2009-03-06 01:00)
>どぅいちゃん
な~んだ~♪
想定範囲内だったんですね!?
あのとき、必死に、「こいつは丐幇なんで」「こいつは汚衣派なんで」とフォローを入れて、ボロっちいヤツの服装に”市民権”を与えようとしたことは、全くの杞憂だったんですね。
さすがは江湖!
さすがは師匠!!
by 新選組副長助勤たくいた (2009-03-06 01:04)