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『マディソン郡の橋』、読破。 [雑談]

 「助けてください!助けてください!」

 昨日は、とある本を読み終えると、思いっきり壁に叩きつけたくなる衝動にかられ、思わず「助けてください!」と叫んでしまいそうだった新撰組副長助勤たくいたのブログへようこそ!

 ジャリの青い恋愛小説にうんざりしたたくいたが次に選んだのは、


マディソン郡の橋 (文春文庫)

マディソン郡の橋 (文春文庫)

  • 作者: ロバート・ジェームズ ウォラー
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1997/09
  • メディア: 文庫




 よくテレビでCMが流れていたので、この作品の映画は知っているけど、観たことはありません。

 今回は凄いゼィ!いちいち、ロバート・キンケイド=たくいた、フランチェスカ・ジョンソン=檀れい、なんて配役を考えなくても、普通に頭の中で映像化されてしまいます。

 読んでると、このロバート・キンケイドはクリント・イーストウッドしか頭に浮かんでこない。

 映画観てないのに、これってすごいゼィ!

 そして、フランチェスカはメリル・ストリープしか頭に浮かんでこないゼィ!

 この配役は凄いね。結局、この不倫から発展して『マンマ・ミーア』になるわけです。はい。

 それは冗談ですが、テーマは不倫です。あの父親候補のひとりがクリント・イーストウッドなら、かなりパンチが効いてるとは思うんですが。

 カメラマンのロバートが農家の嫁のフランチェスカと偶然出会い、濃密な4日間を過ごすんですが、ロバートと出会ったときのフランチェスカが、かなり生々しいです。

 この生々しさこそ、大人の恋だゼィ!

 そして、二人は叶わぬ恋をしてしまうんですが、二人が別れた後が切ない。

 これこそ、まさに大人の恋です!と書きつつ、嫁がこんなことになってしまったらと思うと、逆の立場だと、かなり顔面蒼白になりそうです。

 このロバートの言葉っちゅうのが、また大人の男に臭いがプンプンです。うんちくひとつとってもスマートです。

 そこのウンチク垂れたら女性にモテルと勘違いしてる君達!

 ウンチク垂れるときは、的確に、スマートに、詩でも語るように語りなさい。

 ”俺、こんなマニアックなことも知ってんね~ん!”

 みたいなウンチクは、男が聞いても鼻につく。ましてや、昨日読んだ恋愛小説のジャリが語ってるようなのは、青臭くていかん。

 
 そして、死ぬまで相手を想い続けるなんて、ロマンチだゼィ!これが本当の恋ってもんだゼィ。そして、相手を思って、連絡を取らないってのが、愛ってやつさ。

 不倫はどうかと思うけど、こういうロマンチな話はいいね~♪ 切ない恋の話はたまらんゼィ!

 ジャズのおっちゃんが、死んだロバートの話をする件が、一番、ウルってきたぜ。

 ”恋ってやっぱり素晴らしいゼィ!”

 そんな気になった1冊だす。

 
 おお!時間だ。じゃ、またね~!

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阿銀

>嫁がこんなことになってしまったらと思うと、逆の立場だと、かなり顔面蒼白になりそうです。

しうぐー妹が、こっそり北京へ一人旅。
天安門前で、酔っ払ってグデングデンなシウ・キンと遭遇。
シウを部屋まで送ってあげるやさしいしうぐー妹…
そして…(赤面)
ダンナ顔面蒼白(爆)
by 阿銀 (2009-02-11 23:27) 

新選組副長助勤たくいた

>阿銀さん
 冬、ダウンジャケットをシャツインしているシウ・キンに寝取られるなんて、我慢できません!

 おのれ~シウ・キン!
 成敗してくれるわっ!

 と書きつつも、たくいたの魅力がそんなことさせないです。多分。
by 新選組副長助勤たくいた (2009-02-12 13:42) 

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