『冷静と情熱のあいだ(ブリュ)』、読破 [雑談]
昨日の晩はお好み焼き。今日のお昼はたこ焼きとご飯。
そんな食生活の新撰組副長助勤たくいたのブログへ、Benvenuto!
昨日は、「不倫」をテーマにした小説を読んだわけですが、今回は、
この作品を読むのは初めてだけど、映画は地上波で観たことがある。映画の印象は、竹之内豊とケリー・チャンとフィレンツェしか残っていない。
あと印象に残っているのは、自分がこのタイトルで書いた「ひやしあめ」の記事くらいだろうか。
あとエンヤの曲も印象に残ってるゼィ。エンヤと小田和正の曲は、どんなシチュエーションも感動的にしてしまう魔力があるよな~。
この小説の主人公の名前は、順正。
京都府出身のたくいたが想像するに、順正の好物は湯豆腐だ。多分。
御前が、
「おやかた様は、いつも断定した後に、『多分』とか『知らんけど』って言葉を付け足すよね」
と指摘した。自分は無意識で使っていたから知らんかったけど、これは生き馬の目を抜くような関西に住んでいる以上必要な自己防御策である。
今回の湯豆腐が好きな男・順正に課せられたテーマは、”未練”である。知らんけど。
そしてそんな順正の仕事は、カンバスに過去に吹き込まれた画家の魂を現代に甦らせる絵画の修復士である。多分。
あおいと「十年後の5月25日にフィレンツェのドゥオモのクーポラで会おう!」と冗談で交わした約束の日までの順正の物語である。知らんけど。
この本を読んで思うのは、映画の配役はちょっとおかしくね?
あおいが何でケリーチャンかも分からないし、イタリア人父と日本人母の娘の、順正の恋人の芽実(なんちゅう読みにくい名前だ!)が篠原涼子って……。
外人っぽい顔立ちに豊満なボディですよ。どっちか言えば、梅宮アンナを想像したんですが。お勉強も苦手そうやし。
ケリーチャンは、美人なので許そう!
ちなみに、たくいたの脳内では、順正=湯豆腐よりすき焼きなたくいた、あおい=檀れい、芽実=貫地谷しほりちゃんで処理しました。
芽実に別れを告げないといけないたくいたの心中は、文字を目で追いながら、すっごく葛藤したよ。
すまん!しほり……。
でも、たくいたが順正ならこんな別れかたは絶対しないゼィ。もの凄くたくいたのことを嫌いになってもらって、その上でふられるように持って行くさ。
しほりのことを想うからこそ、これが”男の流儀”ってもんよ。多分。
それも、しほりのことを想えば想うほどに、この流儀はたくいたの心を締め付けるのさ。しほりを傷つけながら、自分も傷つくのさ。男はそうでないといかん。
「すまなかった、しほり~。でも、幸せにな」
って。この順正は、こういう男のせめてもの優しさに欠けるのが、正直、歯痒かった。ついつい熱くなって、芽実のことを「しほり」と叫んでしまったゼィ。
この本読んでると、またフィレンツェに行きたくなっちまうゼィ。あそこで観た絵画たちも、こういう修復士の手で蘇っていったんやろうな~と思うと、すっごく興味が湧いてきた。
ミラノにも行きたくなったゼィ。
スフォルツェスコ城にあるロンダニーニのピエタを観に行ったときのこと。警備のお姉さんに、
「ロンダニーニのピエタを撮影していい?」
と尋ねると、「Si」でもなく、「No」でもなく、「この角度から撮ると一番いい!」という答えが返ってきたときに、
「ミラノの人って粋だゼィ!」
と思ったことを思い出す。多分。
しかし、この順正のオヤジは酷いね。人間として最低だゼィ。学生時代にあおいに妊娠させちゃった順正にも責任の一端はあるけど、オヤジはあおいに中絶させるんだから。そいでもって、そんなこと知らされてない順正から一方的に告げられた”さよなら”
そんなのあんまりじゃありませんか!?お代官様。
順正の未練は、正直、勝手なんですが、こんな酷い仕打ちをうけたあおいがどうしてフィレンツェのあのドゥオモに、あの日着たのか。
あのアメリカ人の恋人との毎日は幸せじゃなかったのかい?
そしてミラノに追いかけて行った順正とあおいはどうなっちまったんだい!?
そんなことを考えると、もう一冊の「ロッソ」のほうも読まなアカンやん!
明日、れいの心の中にダイブするゼィ!
そんな食生活の新撰組副長助勤たくいたのブログへ、Benvenuto!
昨日は、「不倫」をテーマにした小説を読んだわけですが、今回は、
この作品を読むのは初めてだけど、映画は地上波で観たことがある。映画の印象は、竹之内豊とケリー・チャンとフィレンツェしか残っていない。
あと印象に残っているのは、自分がこのタイトルで書いた「ひやしあめ」の記事くらいだろうか。
あとエンヤの曲も印象に残ってるゼィ。エンヤと小田和正の曲は、どんなシチュエーションも感動的にしてしまう魔力があるよな~。
この小説の主人公の名前は、順正。
京都府出身のたくいたが想像するに、順正の好物は湯豆腐だ。多分。
御前が、
「おやかた様は、いつも断定した後に、『多分』とか『知らんけど』って言葉を付け足すよね」
と指摘した。自分は無意識で使っていたから知らんかったけど、これは生き馬の目を抜くような関西に住んでいる以上必要な自己防御策である。
今回の湯豆腐が好きな男・順正に課せられたテーマは、”未練”である。知らんけど。
そしてそんな順正の仕事は、カンバスに過去に吹き込まれた画家の魂を現代に甦らせる絵画の修復士である。多分。
あおいと「十年後の5月25日にフィレンツェのドゥオモのクーポラで会おう!」と冗談で交わした約束の日までの順正の物語である。知らんけど。
この本を読んで思うのは、映画の配役はちょっとおかしくね?
あおいが何でケリーチャンかも分からないし、イタリア人父と日本人母の娘の、順正の恋人の芽実(なんちゅう読みにくい名前だ!)が篠原涼子って……。
外人っぽい顔立ちに豊満なボディですよ。どっちか言えば、梅宮アンナを想像したんですが。お勉強も苦手そうやし。
ケリーチャンは、美人なので許そう!
ちなみに、たくいたの脳内では、順正=湯豆腐よりすき焼きなたくいた、あおい=檀れい、芽実=貫地谷しほりちゃんで処理しました。
芽実に別れを告げないといけないたくいたの心中は、文字を目で追いながら、すっごく葛藤したよ。
すまん!しほり……。
でも、たくいたが順正ならこんな別れかたは絶対しないゼィ。もの凄くたくいたのことを嫌いになってもらって、その上でふられるように持って行くさ。
しほりのことを想うからこそ、これが”男の流儀”ってもんよ。多分。
それも、しほりのことを想えば想うほどに、この流儀はたくいたの心を締め付けるのさ。しほりを傷つけながら、自分も傷つくのさ。男はそうでないといかん。
「すまなかった、しほり~。でも、幸せにな」
って。この順正は、こういう男のせめてもの優しさに欠けるのが、正直、歯痒かった。ついつい熱くなって、芽実のことを「しほり」と叫んでしまったゼィ。
この本読んでると、またフィレンツェに行きたくなっちまうゼィ。あそこで観た絵画たちも、こういう修復士の手で蘇っていったんやろうな~と思うと、すっごく興味が湧いてきた。
ミラノにも行きたくなったゼィ。
スフォルツェスコ城にあるロンダニーニのピエタを観に行ったときのこと。警備のお姉さんに、
「ロンダニーニのピエタを撮影していい?」
と尋ねると、「Si」でもなく、「No」でもなく、「この角度から撮ると一番いい!」という答えが返ってきたときに、
「ミラノの人って粋だゼィ!」
と思ったことを思い出す。多分。
しかし、この順正のオヤジは酷いね。人間として最低だゼィ。学生時代にあおいに妊娠させちゃった順正にも責任の一端はあるけど、オヤジはあおいに中絶させるんだから。そいでもって、そんなこと知らされてない順正から一方的に告げられた”さよなら”
そんなのあんまりじゃありませんか!?お代官様。
順正の未練は、正直、勝手なんですが、こんな酷い仕打ちをうけたあおいがどうしてフィレンツェのあのドゥオモに、あの日着たのか。
あのアメリカ人の恋人との毎日は幸せじゃなかったのかい?
そしてミラノに追いかけて行った順正とあおいはどうなっちまったんだい!?
そんなことを考えると、もう一冊の「ロッソ」のほうも読まなアカンやん!
明日、れいの心の中にダイブするゼィ!
タグ:冷静と情熱のあいだ
ウルトラマンがいない!?
一瞬場所間違えたかと思ったどぅいちゃんです!(笑)
なんや恋愛小説づいてるねぇ?
愛する嫁御の為に女心の勉強かい?(笑)
>順正=湯豆腐よりすき焼きなたくいた
正淳=湯豆腐より好きモノなたくいた
が正解じゃあ!!(爆)
>いつも断定した後に、『多分』とか『知らんけど』って言葉を付け足すよね
そして「大丈夫ですとも!」と断定した時が一番危ないという事も付け加えておこう!(爆)
by どぅいちゃん (2009-02-12 23:45)
>どぅいちゃん
ウルトラマンが「重い!」という声があったので、変えてみました。
武侠小説を知るには、武侠小説以外のところからアプローチしようということで、とりあえず恋愛小説読んでます。
あと、女心の勉強です。おほほ
僕は段正淳じゃないっすよ~。正明ですよん♪
御前にも、「大丈夫が一番信用できん!」と断言されてしまいました。多分……
by 新選組副長助勤たくいた (2009-02-13 13:04)