ついに『雪山飛狐』、最終回！ [射鵰英雄伝・天龍八部・神鵰侠侶]
チャンネルＮＥＣＯで放映されていた『雪山飛狐』が最終回を迎えた。
全４０話の長編武侠ドラマ『雪山飛狐』。胡一刀と苗人鳳との格闘以来、休火山のマグマの如く、盛り上がるところもなく、地味に話は展開していたのですが……。
最終回、大きな花火を打ち上げるどころか、”スカ屁”を一発こいて終わるという過去最悪なシリーズとなってしまった。
”胡一刀と苗人鳳が４０話戦い続けたほうが面白いのに～”、と冗談で書いたことが現実になってしまった。
「どこに行っちまったのさ！？アンソニー」（号泣）
確かに、前回の『碧血剣』も駄作だった。
「こんなに面白い原作が、ここまでつまらなくなるってどういうことだ！？」
と思わせる出来映えだった。
ここまでハラハラさせないストーリー展開に４０話もつぎ込むなんて、金と時間がもったいない。武侠ドラマなのか、昼メロなのか分からないのも失敗の原因だろう。
『射鵰英雄伝』をはじめて観たとき、あの中毒になる面白さに毎週テレビの前に釘付けになったものだ。途中、放映日になると同じ回でも何度も観たものだった。
『天龍八部』を観たとき、中国ドラマのクオリティの高さに瞠目したものだった。
『笑傲江湖』もとり憑かれたように観たものだったが、今思うと、武侠ドラマのピークはこの辺りだけだったのかもしれない（日本で放映した順では）。
![笑傲江湖 完全版1 [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/315H1RJ368L._SL160_.jpg "笑傲江湖 完全版1 [DVD]")
原作を忠実にドラマ化した『射鵰英雄伝』は面白かった。原作の冗長なところを上手くまとめた『天龍八部』も面白かった。あれは武侠ドラマの傑作だと思う。『笑傲江湖』は遥かに小説のほうが面白かったが、ドラマはドラマで悪くなかった。
結局のところ、ドラマ作る奴らのペラッペラの薄っぺらいアイデア付け加えたり、しょーもないエンディングに持っていこうとストーリーを改悪しすぎやねん！お前らの下らんアイデアは要らんから、金庸先生の作り出す世界を忠実に映像化してくれ！と言いたい。
心なしか、スケールも最近ちっちゃくなってる感が……。
はっきり言うて、今度の『鹿鼎記』は、ある意味、正念場やと思う。途中でやばいと思ったら、チャウ・シンチーの『ロイヤル・トランプ』放映したらええねん！
あれは面白い！
前回『ロイヤル・トランプ』の予告を貼ったので、今回は『ロイヤル・トランプ２』を。
![チャウ・シンチーの ロイヤル・トランプ2 [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51R5La7pGXL._SL160_.jpg "チャウ・シンチーの ロイヤル・トランプ2 [DVD]")
やっぱり金庸先生の作品は小説に限る！
※武侠ドラマ２３枠で放映された『大旗英雄伝』は、金庸先生の原作でないのでここでは割愛しました。と書きつつも、ツッコミどころ満載なので、たくいたはこのドラマはお気に入りです。
- 出版社/メーカー: マクザム
- メディア: DVD
全４０話の長編武侠ドラマ『雪山飛狐』。胡一刀と苗人鳳との格闘以来、休火山のマグマの如く、盛り上がるところもなく、地味に話は展開していたのですが……。
最終回、大きな花火を打ち上げるどころか、”スカ屁”を一発こいて終わるという過去最悪なシリーズとなってしまった。
”胡一刀と苗人鳳が４０話戦い続けたほうが面白いのに～”、と冗談で書いたことが現実になってしまった。
「どこに行っちまったのさ！？アンソニー」（号泣）
確かに、前回の『碧血剣』も駄作だった。
「こんなに面白い原作が、ここまでつまらなくなるってどういうことだ！？」
と思わせる出来映えだった。
ここまでハラハラさせないストーリー展開に４０話もつぎ込むなんて、金と時間がもったいない。武侠ドラマなのか、昼メロなのか分からないのも失敗の原因だろう。
『射鵰英雄伝』をはじめて観たとき、あの中毒になる面白さに毎週テレビの前に釘付けになったものだ。途中、放映日になると同じ回でも何度も観たものだった。
『天龍八部』を観たとき、中国ドラマのクオリティの高さに瞠目したものだった。
『笑傲江湖』もとり憑かれたように観たものだったが、今思うと、武侠ドラマのピークはこの辺りだけだったのかもしれない（日本で放映した順では）。
- 出版社/メーカー: マクザム
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: マクザム
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: エムスリイエンタテインメント
- メディア: DVD
原作を忠実にドラマ化した『射鵰英雄伝』は面白かった。原作の冗長なところを上手くまとめた『天龍八部』も面白かった。あれは武侠ドラマの傑作だと思う。『笑傲江湖』は遥かに小説のほうが面白かったが、ドラマはドラマで悪くなかった。
結局のところ、ドラマ作る奴らのペラッペラの薄っぺらいアイデア付け加えたり、しょーもないエンディングに持っていこうとストーリーを改悪しすぎやねん！お前らの下らんアイデアは要らんから、金庸先生の作り出す世界を忠実に映像化してくれ！と言いたい。
心なしか、スケールも最近ちっちゃくなってる感が……。
はっきり言うて、今度の『鹿鼎記』は、ある意味、正念場やと思う。途中でやばいと思ったら、チャウ・シンチーの『ロイヤル・トランプ』放映したらええねん！
あれは面白い！
前回『ロイヤル・トランプ』の予告を貼ったので、今回は『ロイヤル・トランプ２』を。
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- メディア: DVD
やっぱり金庸先生の作品は小説に限る！
※武侠ドラマ２３枠で放映された『大旗英雄伝』は、金庸先生の原作でないのでここでは割愛しました。と書きつつも、ツッコミどころ満載なので、たくいたはこのドラマはお気に入りです。
タグ：雪山飛狐
後半はもうドヨヨーーンな気分でしたなあ。
素敵なチェリーも現れなかったし…。
これが一番の不満じゃて！
鹿鼎記では、みつけるぞー！あ、玉ちゃんが出てるんだわ♪
by 阿銀 (2009-01-28 00:04)
>”胡一刀と苗人鳳が４０話戦い続けたほうが・・・
ラストで、胡斐の顔が一刀（アンソニーウォン）とだぶって帰農が狂うとか演出すればまだよかったのに・・・。
「射鵰」「天龍」「笑傲」と「イイトコ」を立て続けに見てしまったので、余計その後が厳しいかも。
「鹿鼎記」は、「おしゃべりドラマ」なので難しいかもしれません。 「ロイヤルトランプ」は別格なので、私も口直しに用意してます（笑）。 旧作のトニーレオン版ドラマはナカナカ良かったでしたよ。
>やっぱり金庸先生の作品は小説に限る！
たくいたさんもこちらの世界へいらっしゃいましたね（笑）。 小説を読んだときのあの湧き上がる「想像力」以下の出来の「映像」を視させられると、ガクッと気落ちします。 そういう点で今回の雪山飛狐は残念でした。
by Ｍａｒｉｏ (2009-01-28 22:55)
自己レス追記御免なさい・・・
＞「鹿鼎記」は、「おしゃべりドラマ」なので難しいかもしれません。
とは、あの傑作三作のような武侠ドラマ的盛り上がりということです。
by Mario (2009-01-28 23:21)
＞阿銀さん
そこですか！？
わりと生々しいエロを披露した福様に食指は伸びなかったみたいですね。
by 新選組副長助勤たくいた (2009-01-29 13:00)
＞Ｍａｒｉｏさん
そうですね。「天龍」・「射鵰」・「笑傲」と傑作からやってしまったのは大きいかもしれないですね。
（中国ドラマに負けてるやん！日本のドラマ……）
って、正直思ってしまいましたもん。
『碧血剣』のとき、先に小説を読んで失敗したので、今回は小説読まなかったんですが、このざまです。ドラマとして面白くなかったです。
ラスト、胡一刀かと思って精神が錯乱するというアイデア、素晴らしいと思います。
そちらの世界に入ろうと思います。宜しくお願いします（笑）
by 新選組副長助勤たくいた (2009-01-29 13:07)