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平忠盛灯籠 ~八坂神社~ [雑談]

 昨日、御前とつきあって一周年が経った。

 去年の自分が一年後に結婚してるなんて夢にも思ってなかったゼィ!

 人の人生なんて分からんもんだ。これから一年後もどうなってるかも予測できないね。

 そんな毎日が清々しい新撰組副長助勤たくいたのブログへようこそ!

 先日、用事があったので御前と高島屋京都店へ。

 用事が済むと、

 「久しぶりだから八坂神社に行きたい!」

 という御前。

 「あの石段下は新撰組的には、谷三十郎が殺された殺人現場だよ」

 と言いつつ、現場へ急行。

 年が明けてそう日が経たないからか、人が多い。

 「円山公園の坂本龍馬と中岡慎太郎でも観に行くか!」

 「え!?そんなのあるの?そんなん知らんわ」

 「円山公園っていうたら、坂本龍馬や」

 と、円山公園に向かう途中、

八坂神社.jpg

 平忠盛灯籠に到着。

 祇園女御のもとへ向かう白河法皇。鬼みたいなものが見えたので、平忠盛に討ちとるように命じます。平忠盛がその鬼を素手で捕らえると、鬼じゃなくって灯籠に油を差しに来た老僧だった(目悪すぎ)。そんな冷静で無駄な殺生をしなかった忠盛にえらく感動した白河法皇が、自分の女だった祇園女御を忠盛に与えたという、今の感覚でいうと「なんだかな~」という逸話が残っている灯籠。そのとき既に祇園女御は妊娠していて、その子が平清盛という。

 たくいたは「宮尾本 平家物語」で、清盛の烏帽子親が清盛にその出生の秘密を明かすという件だったので、

 「グッドタイミング!」

 とばかりに、写メをパチリ。

 いや~京都って、いろんな話の舞台になっているから、いいね~




 しかし、褒美に俺の妊娠してる女をお前にやるわっていう感覚は、ちょっとついて行けないゼィ。崇徳天皇も、この方の無茶で、可哀想な一生を送ってることを思うと、やっぱり「なんだかな~」な気分になる。保元の乱の原因も、よくよく考えると、この方の無茶。この方と貴族の悪政の結果が、延暦寺の僧兵の強訴だと思うと、ちょっとゲンナリな源平スポットだゼィ。



 
宮尾本 平家物語〈1〉青龍之巻 (朝日文庫)

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コメント 2

阿銀

>あの石段下は新撰組的には
京都中、多摩中、どこにいっても新撰組的には…という解説が付きそうなTIガイド…(汗)


by 阿銀 (2009-01-20 22:37) 

新選組副長助勤たくいた

>阿銀さん
 多摩なら新撰組的には…な解説がつきますよ!そりゃ~

 ただ京都の場合は、新撰組的には…&義経的には…という解説が付きます。
by 新選組副長助勤たくいた (2009-01-21 01:15) 

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