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寄進と読書『寺社勢力の中世』 [雑談]

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寺社勢力の中世―無縁・有縁・移民 (ちくま新書)

寺社勢力の中世―無縁・有縁・移民 (ちくま新書)

  • 作者: 伊藤 正敏
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2008/08
  • メディア: 新書


 最近、良いことが続いているので、神に感謝せねば!

 ということで、普段からお世話になっている八幡様への感謝も込めて、石清水八幡宮が改築工事をされるとのことで寄進しました。
 寄進すると、修理が終わるのが待ち遠しくなるね。なんか神社と自分との距離が縮まった気がする(心の距離ね)。

 こういう素晴らしい神社を後世の日本人に伝えるため、少しでも協力せねば!という使命感に燃えながら、「寺社勢力の中世」を読破。

 この著者の方は、寺社に残る文書から中世の歴史を紐解くという、貴族の日記や『吾妻鏡』から平安時代を語る研究者の方の本を読んでたたくいたにとって、非常に興味深い内容だった。

 というか、「知らんことばっかやん!自分…」を何度も呟いてしまった。

 昔は、都の東半分が比叡山の寺領とも知らなかったし、高野山でも比叡山でも上と下じゃ、信仰しているものが違うなんてことも知らなかった。商業には税金がかからなかったことも知らなかったし、比叡山が近畿の経済を牛耳ってたなんて知らなかったっす。ましてや、鎌倉幕府よりも比叡山のほうが領地が広いなんてことも知らなかったっす。

 比叡山に弁慶のモデルになった人がいたということも知らんかった。で、ノブナガくんが焼き討ちしたから、結構重要な文書が焼失してしまったらしい。

 信長め!

 本の中に、比叡山と石清水八幡宮が争うと、何故かしら、読みながら石清水さんを応援してしまうゼィ!

 そんな今日この頃でした。

 ただ今、「宮尾本 平家物語」読んでます。今のところ、司馬遼太郎の「義経」よりはるかに面白いです。
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