『雪山飛孤』　第三週：新選組副長助勤たくいたの幕末紀行：SSブログ

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源氏物語の宇治！　9月22日｜宇治で「赤毛のアン」に思いを馳せる　　9.. ブログトップ

『雪山飛孤』　第三週　[射鵰英雄伝・天龍八部・神鵰侠侶] [編集]

　今日から、また『天龍八部』を読み耽ります。

　そんな新撰組副長助勤たくいたのブログへようこそ！

天龍八部〈7〉激闘少林寺

作者: 金庸
出版社/メーカー: 徳間書店
発売日: 2002/09
メディア: 単行本

　それでは、『雪山飛狐』行ってみよう！

　　

雪山飛狐(せつざんひこ) DVD-BOX1

出版社/メーカー: マクザム
メディア: DVD

　今回は、苗人鳳と妻・南蘭の生活編です。

　苗人鳳が妻を連れてきたのは、苗家荘という邸。この邸は、平安末期の武士の邸みたいに、塀があって、門が櫓になっていて、ちょっと源平が頭を過ぎったゼィ。小作人たちが、田畑を耕し、苗人鳳が、武芸に励むなんて、まさに武士の生活そのものですよ。武士の場合は、馳射ですが。

　な～んて穏やかにテレビを見ていたのも束の間。たくいたの怒りのボルテージが、どんどん上がります。

　この南蘭、贅沢しすぎて、苗家の家計は火の車。

　堅物すぎて、女を見る目のない苗人鳳にも原因はありますが、って、女見る目無い時点でアウトです。

　が、それにしても、この南蘭は、酷い。

　正直、経済観念の無い女は、最悪です。ま、こんな女に財布を預ける苗人鳳も、人を見る目が無いのでアウトですが……。考えれば、痛い夫婦だ。

　結婚相手を選ぶ際、大事になるのが、経済観念、心根、政治信条と宗教。
　南蘭は、経済観念は、ゼロ。この時点で終わってますが、心根は、最悪。相手を思いやることなんて、これっぽっちもできません。

　そら～、娘捨てて男に走るような女ですから！

　あ～～、この女、グーで殴りたい～～

　金庸ドラマ史上、最悪の女性キャラです。

　そら～、邸が火事になっても、嫁はん放っておいて、「胡一刀」の位牌を持って逃げるって！
　旦那のこと、大事に思ってないから、大事に思ってもらえへんね。ざま～みさらせ！アッハッハ

　すると、下心丸見えの田帰農が、救いに行きます。
　しかし、このアホ女、田が好きなのは、この女が持ってるであろう、先祖から伝わる「アレ」とも知らずに、ホイホイついて行きよります。

　お前なんか、もてあそばれて、捨てられたらええねん！

　「あなたは私を理解してない！」と南蘭は、夫にむかって言うシーンがあるんですが、こいつの方が、苗人鳳の性格も、何を生業にしているのかも、家計のことも、な～んにも知らんやん。若いといや～それまでですが、こんなアホ女のことは、すぐに忘れたほうがいいで！苗人鳳。

　と、思ったら、娘を農業用の一輪車にのっけて、嫁を探す旅に出ます。って、「子連れ狼」か！？

　ちなみに、苗人鳳は、「公儀介錯人」ではありません。念のため。

　久しぶりに、熱くなってしまった……

　宇治冠者たくいたは、すばらしい妻を娶ってよかった。グハハハハ

　目指せ！胡一刀夫妻

　そんな感じです。