集結! 横浜五覇岡大会 ~その6 華燭の典 後編~ [森鵰俠侶]
前回のつづきです。
最近、ZENO聴きまくりです。
気を取り直して額を持って会場に行くと、ピンクのチャイナを着たゆうり女王が、妖艶な笑みを浮かべてはりました。
上座を教えてもらい、額を取り付けようとするんですが、額に紐を吊るすものがなかったので、席の後ろにあった棚に立てかけます。
「女王! 女王のように器用じゃないんで、あまり上手くはできませんでしたが、頑張って作ってみました!」
「あれ? あの額、実は買ったものなの。エヘッ」
すると、女王は不敵な笑みを浮かべて言いました。その言葉を聞いて、後ろで引っくり返るしうぐー。無理もありません。たくいたとしうぐーは、女王の手作りだと思っていたのですから。でも、考えたら、あんな凄い額、やっぱりプロが作ったもんだよね。
「女王が作ったものとばかり思ってました」
「お金払って、作らせたのよ。 エヘッ」
買ったものだからといって、我々を祝ってくださった心には変わりがないわけで。そして、弟子の奉孝ちゃんの為に、遥か遠くにそびえ立つ白蛇山から下界に降りてきて下さった心意気に、また感動する。
(気持ちで動く人だ~)
すると、今回の主役・三田&奉孝の関東風に言うところの”カップル”入場。
しかし、新郎の三田さん、やたらテンションが低い。
(なんか病気か?)
ちょっと心配する。かつて、たくいたの足の裏を扇子で打ち据えたときの三田さんが、「薬でもやってたんか?」くらい病的なほどのハイテンションだったんで、そのギャップに驚く。しかたないので、景気付けに、ちょっとビールを飲んでもらいました。
(どうした!? 楽しみにしてたんじゃないのか?)
つづいて、本日のメイン・ゲスト、岡崎由美先生、登場~♪
先生が入ってこられた瞬間、会場が明るくなった気がする。早速、お土産を持って、先生へ接近~♪
たくいたのテンションもMAXへ。
ここで、高校生のぬまぬま君は退場。ぬまぬま君、あこがれの岡崎先生にしっかり挨拶をしてもらい、写真まで撮ってもらってました。
(チクショー! うらやますぃ~!!)
その後、どぅいちゃんの息子うり&サルも先生と別れの挨拶の予定だったんですが、この二人、緊張のあまり、カッチコチに固まっておりました。関節も直角にしか動かないみたいで、一言も発せず帰宅することに。
しかし、この二人、相当舞い上がってたんやろうね。家に帰れなくなって、また会場に舞い戻ってました。(おいおい!)
奉孝さんがチャイナを着て会場に帰ってくると、いよいよイベントのはじまりです。
「もし、一発目で当てたらどうする?」
しうぐーが、ボソッと訊いてきます。
「一発目!? それは空気読めへんヤツのすることやで」
たくいたの答えをかき消すように、大音声が会場に響き渡る。
「前回。たくいたは、7人目で花嫁を当てました。たくいたがアホだから7人までかかってしまったのか、今回、実験したいと思います」
どぅいちゃんが内力を込めた声で語ります。三田さんが目隠ししている間に、女侠たちが会場の上座に呼び出されます。その中に、岡崎先生が!?
「岡崎先生にも唐伯虎ゲームさせるんですか!?」
思わず尋ねる。
「当たり前やん!」
(暴挙です、師匠!)
乱心の師匠を止めようとするたくいたに、
「たくいた、お前も前に来い!」
どうやら、たくいたも女侠に混じって赤い布を頭に被らなければならないようです。(って、何で!?)
「お前も、あのときの女侠たちの気持ちを思い知れ!」
でも、ラッキーなことに、たくいたのお隣は、岡崎先生なので~す! (超ラッキーだよ!)
布を被ってるんで会場の様子は分からないんですが、空気から察するに、結構余裕綽々で一人目を指名する三田氏。たくいたが予想するに、二人くらいは目星をつけてると思うんで、内心、まだまだ余裕ありますよ。
しかし、二人目も外し、もう心に余裕のなくなった三田氏。心中、お察し申し上げる。
三田氏、動揺したのか、「前の後ろ」とか言うてはります。ただ、コマネチをしている風ではないです。ただ、想像するに、興奮して眼鏡曇ってると思います。
(眼鏡、拭けっ!)
二人目外した時点で、たくいたの心の中は、(早く岡崎先生を指名して! 岡崎先生にこんな仕打ちは、あまりに惨い)で一杯です。
たくいたの願いが通じたのか、岡崎先生、意外と早く指名されます。安堵するたくいた。すると、すぐさま、たくいたを指名しました。
「いや~ん♪」
カマっぽく布を外すたくいた。もう頭の回線はショートしてることは、容易に察せられます。
結局、奉孝さんを当てたのは、たくいたと同じく「七人目」でした。
「たくいたはアホだから七人目だったけど、三田さんは仕方ないよね」的な間違った空気が会場を包む。
(おかしい、おかしい、おかしいよ! その空気。一緒やん! 結局、一緒やん!)
6人も外したのですから、仕方ありません。罰ゲームで、足の裏を打ち据えてもらいます、扇子で。
「私も叩きたい!」
笑顔で奉孝ちゃんが言うんですが、奉孝ちゃんは、三田氏を押さえる役になりました。ゆうり女王が「ハードS」なせいか、弟子の奉孝ちゃんも「S」のようです。
で、罰ゲームに、足の裏を扇子で打ち据えられておりました。ただ、頭の回路がショートしたとき、たくいたは踊ってしまい、女侠達に無駄に長く中腰にさせて怒りを買い、「怒」という念と共に、足の裏を打ち据えられたんですが、三田氏はクールを装って指名してたのでスピーディだったらしく、女子たちに優しく打ち据えられておりました。
しかし、あまりにクールなリアクションに、どぅいちゃんの「S」に火がついてしまいました。
どうも今回一番の痛さだったらしいです。この調子でいくと、次回はどぅいちゃんの結婚ですな。
おめでとう! モリーニョ。
末永く、お幸せ(?)に……アーメン。
その後、礼と西洋風にキッスを済ませ、食事です。
新郎新婦に「馴れ初め」とかを尋ねたんですが、三田氏、テンション低きこと谷の如し。奉孝ちゃん、笑顔でスルー(なんじゃ、それ!?)。
仕方ないので、KOS妹としうぐーと盛り上がっておりました。途中、たくいたの口から唾が飛び散ってしまう。
「たくいた、唾飛んでる! KOSさんに唾がついたらどうすんねん!?」
しうぐーが怒りながら言うと、
「一回目は大丈夫」
「一回目は大丈夫なんですか~!?」
「一回はいいよ」
「唾の粒が大きかったら?」
「それはアカン」
「ダメなんですか~!? じゃ、一回大事にとっとこっ!」
なんて冗談もいいながら、三人で談笑。
時々、なんかアホっぽいヤツが来襲してきましたが(誰やねん!? アイツ)、気にせず談笑してると、今度は、「苦茶」を三田氏に飲ませるという罰ゲームが。ちなみに、たくいたは「酢で戻した乾燥サソリ」でした。
白い器に入った苦茶を飲む三田氏。
「あれ? 大丈夫。そんなに苦くない」
ぽつりと呟く。(嘘だろ~!?)的な空気が会場を包む。あまりのテンションの低さに、本当に苦くないのか、たくいたが飲むことに(って、何で俺やねん!? クールでニヒルなたくいたのイメージが崩れたらどうすんねん!?)
白い器に入ったお茶を一口飲む。
(オエッ! 何、この苦さ)
と思った刹那、(あかん、吐きそう~!!)
「にっが~!」と叫ぶと苦悶の表情を浮かべながら、便所に駆け込むたくいた。
便器で「オエオエ」やってると、便所にいたりよんが、「あれはやばいっすよ!」
「あれ、やばいよね!?」
「あれはやぱいっすよ! だって普通2,3枚でいいところを、袋半分入れて、煮出してもらいましたもん」
やっぱりアレはやばいよ! と確信して、席に戻る。
「奉孝ちゃん、よかったな。相当不味いもん作っても、大丈夫やで」
奉孝ちゃんに言うと、後ろから、
「たくいたはうるさいで~! 海の幸に山のもんは入れるな! とか……」
しうぐーが、普段の不満をこんなところでぶつけておりました。しゃーないやんけ、たくいた、味にはうるさいねん。
(三田氏は”味覚オンチ”である)とインプットしました。
後に、苦茶は、体調の悪い人が飲むとあまり苦味を感じず、体調のいい人が飲むと苦いらしいと知りました。次の日、このお茶のせいか、お通じが良すぎて、えらい大変でした。危うく、鎌倉行きが遅れるところだったゼィ!
そんなクールな三田氏に、ゆうり女王の「S」に火がついたのか、苦茶にラー油を混ぜたものを飲ませて、三田氏、撃沈してました。もう、多分、三田氏、五覇岡集会には参加しないような気がします。
アーメン……(泣)
そんな悪魔の儀式で澱んだ空気の会場に、一筋の光が差して参りました。
レインちゃんという若い女性が会場にやってきました。どうも「金庸迷の部屋」のファンらしいです。
「レインちゃ~ん! 俺、たくいた、知ってる~!?」
可愛い女性がいるのに、名乗らないなんて「大理段家」の血が許しません。しかし、若干ヒキ気味のレインちゃん。
「ああいうちょっとヒキ気味の娘が、たくいたに嵌るねん~♪」
「そんな娘、いいひん」
しうぐーがきっぱりと否定します。
「なんでやねん!? ヒキ気味やったけど、結婚したヤツおるや~ん」
などと、冗談言っていたんですが、ここに二つ名「破顔野獣」のモリーニョがいなくてよかった。あいつがここにいて、酔っ払っていたら、また悲劇が生まれるところだった。
そんな中、袋と名簿がテーブルに廻ってくる。
どうもここにお金を入れて、名前をチェックするらしい。って、なんで集金が「セルフ」やねん!
これはイカン! いくらグズグズ・ウダウダがウリの五覇岡でも、集金はしっかりしないと!!
会場に入る前に集金してから会場入りするシステムを作るか、集金する係りをしっかり決めて集めないとトラブルになりまっせ。
宴も終わり、マンボちゃんのトイレを待ってる間に、三田氏と奉孝ちゃん、挨拶もなしに消えてました(ドライやの~! せめて、みんなを見送ってみてもいいんじゃね?)
と、いうことで、あのとき言えなかったので、「末永く、お幸せにね~♪」
岡崎先生、忙しい中、ありがとうございました!
その後は、二次会で酔っ払い、マンボちゃんと携帯番号の交換をしてたらしいんですが、たくいたは番号を入力すらしておらず、マンボちゃんは、「この番号、何?」状態になったり、りよんちゃんと熱く語ったり(りよんちゃんは、本当に好漢だ!)と、楽しい時間が過ぎました。
どぅいちゃん、ゆうり女王もお疲れ様でした!
そして、参加してくれた皆さん、どうもありがとう~♪ (知らん人も結構いるけど……)
最近、ZENO聴きまくりです。
気を取り直して額を持って会場に行くと、ピンクのチャイナを着たゆうり女王が、妖艶な笑みを浮かべてはりました。
上座を教えてもらい、額を取り付けようとするんですが、額に紐を吊るすものがなかったので、席の後ろにあった棚に立てかけます。
「女王! 女王のように器用じゃないんで、あまり上手くはできませんでしたが、頑張って作ってみました!」
「あれ? あの額、実は買ったものなの。エヘッ」
すると、女王は不敵な笑みを浮かべて言いました。その言葉を聞いて、後ろで引っくり返るしうぐー。無理もありません。たくいたとしうぐーは、女王の手作りだと思っていたのですから。でも、考えたら、あんな凄い額、やっぱりプロが作ったもんだよね。
「女王が作ったものとばかり思ってました」
「お金払って、作らせたのよ。 エヘッ」
買ったものだからといって、我々を祝ってくださった心には変わりがないわけで。そして、弟子の奉孝ちゃんの為に、遥か遠くにそびえ立つ白蛇山から下界に降りてきて下さった心意気に、また感動する。
(気持ちで動く人だ~)
すると、今回の主役・三田&奉孝の関東風に言うところの”カップル”入場。
しかし、新郎の三田さん、やたらテンションが低い。
(なんか病気か?)
ちょっと心配する。かつて、たくいたの足の裏を扇子で打ち据えたときの三田さんが、「薬でもやってたんか?」くらい病的なほどのハイテンションだったんで、そのギャップに驚く。しかたないので、景気付けに、ちょっとビールを飲んでもらいました。
(どうした!? 楽しみにしてたんじゃないのか?)
つづいて、本日のメイン・ゲスト、岡崎由美先生、登場~♪
先生が入ってこられた瞬間、会場が明るくなった気がする。早速、お土産を持って、先生へ接近~♪
たくいたのテンションもMAXへ。
ここで、高校生のぬまぬま君は退場。ぬまぬま君、あこがれの岡崎先生にしっかり挨拶をしてもらい、写真まで撮ってもらってました。
(チクショー! うらやますぃ~!!)
その後、どぅいちゃんの息子うり&サルも先生と別れの挨拶の予定だったんですが、この二人、緊張のあまり、カッチコチに固まっておりました。関節も直角にしか動かないみたいで、一言も発せず帰宅することに。
しかし、この二人、相当舞い上がってたんやろうね。家に帰れなくなって、また会場に舞い戻ってました。(おいおい!)
奉孝さんがチャイナを着て会場に帰ってくると、いよいよイベントのはじまりです。
「もし、一発目で当てたらどうする?」
しうぐーが、ボソッと訊いてきます。
「一発目!? それは空気読めへんヤツのすることやで」
たくいたの答えをかき消すように、大音声が会場に響き渡る。
「前回。たくいたは、7人目で花嫁を当てました。たくいたがアホだから7人までかかってしまったのか、今回、実験したいと思います」
どぅいちゃんが内力を込めた声で語ります。三田さんが目隠ししている間に、女侠たちが会場の上座に呼び出されます。その中に、岡崎先生が!?
「岡崎先生にも唐伯虎ゲームさせるんですか!?」
思わず尋ねる。
「当たり前やん!」
(暴挙です、師匠!)
乱心の師匠を止めようとするたくいたに、
「たくいた、お前も前に来い!」
どうやら、たくいたも女侠に混じって赤い布を頭に被らなければならないようです。(って、何で!?)
「お前も、あのときの女侠たちの気持ちを思い知れ!」
でも、ラッキーなことに、たくいたのお隣は、岡崎先生なので~す! (超ラッキーだよ!)
布を被ってるんで会場の様子は分からないんですが、空気から察するに、結構余裕綽々で一人目を指名する三田氏。たくいたが予想するに、二人くらいは目星をつけてると思うんで、内心、まだまだ余裕ありますよ。
しかし、二人目も外し、もう心に余裕のなくなった三田氏。心中、お察し申し上げる。
三田氏、動揺したのか、「前の後ろ」とか言うてはります。ただ、コマネチをしている風ではないです。ただ、想像するに、興奮して眼鏡曇ってると思います。
(眼鏡、拭けっ!)
二人目外した時点で、たくいたの心の中は、(早く岡崎先生を指名して! 岡崎先生にこんな仕打ちは、あまりに惨い)で一杯です。
たくいたの願いが通じたのか、岡崎先生、意外と早く指名されます。安堵するたくいた。すると、すぐさま、たくいたを指名しました。
「いや~ん♪」
カマっぽく布を外すたくいた。もう頭の回線はショートしてることは、容易に察せられます。
結局、奉孝さんを当てたのは、たくいたと同じく「七人目」でした。
「たくいたはアホだから七人目だったけど、三田さんは仕方ないよね」的な間違った空気が会場を包む。
(おかしい、おかしい、おかしいよ! その空気。一緒やん! 結局、一緒やん!)
6人も外したのですから、仕方ありません。罰ゲームで、足の裏を打ち据えてもらいます、扇子で。
「私も叩きたい!」
笑顔で奉孝ちゃんが言うんですが、奉孝ちゃんは、三田氏を押さえる役になりました。ゆうり女王が「ハードS」なせいか、弟子の奉孝ちゃんも「S」のようです。
で、罰ゲームに、足の裏を扇子で打ち据えられておりました。ただ、頭の回路がショートしたとき、たくいたは踊ってしまい、女侠達に無駄に長く中腰にさせて怒りを買い、「怒」という念と共に、足の裏を打ち据えられたんですが、三田氏はクールを装って指名してたのでスピーディだったらしく、女子たちに優しく打ち据えられておりました。
しかし、あまりにクールなリアクションに、どぅいちゃんの「S」に火がついてしまいました。
どうも今回一番の痛さだったらしいです。この調子でいくと、次回はどぅいちゃんの結婚ですな。
おめでとう! モリーニョ。
末永く、お幸せ(?)に……アーメン。
その後、礼と西洋風にキッスを済ませ、食事です。
新郎新婦に「馴れ初め」とかを尋ねたんですが、三田氏、テンション低きこと谷の如し。奉孝ちゃん、笑顔でスルー(なんじゃ、それ!?)。
仕方ないので、KOS妹としうぐーと盛り上がっておりました。途中、たくいたの口から唾が飛び散ってしまう。
「たくいた、唾飛んでる! KOSさんに唾がついたらどうすんねん!?」
しうぐーが怒りながら言うと、
「一回目は大丈夫」
「一回目は大丈夫なんですか~!?」
「一回はいいよ」
「唾の粒が大きかったら?」
「それはアカン」
「ダメなんですか~!? じゃ、一回大事にとっとこっ!」
なんて冗談もいいながら、三人で談笑。
時々、なんかアホっぽいヤツが来襲してきましたが(誰やねん!? アイツ)、気にせず談笑してると、今度は、「苦茶」を三田氏に飲ませるという罰ゲームが。ちなみに、たくいたは「酢で戻した乾燥サソリ」でした。
白い器に入った苦茶を飲む三田氏。
「あれ? 大丈夫。そんなに苦くない」
ぽつりと呟く。(嘘だろ~!?)的な空気が会場を包む。あまりのテンションの低さに、本当に苦くないのか、たくいたが飲むことに(って、何で俺やねん!? クールでニヒルなたくいたのイメージが崩れたらどうすんねん!?)
白い器に入ったお茶を一口飲む。
(オエッ! 何、この苦さ)
と思った刹那、(あかん、吐きそう~!!)
「にっが~!」と叫ぶと苦悶の表情を浮かべながら、便所に駆け込むたくいた。
便器で「オエオエ」やってると、便所にいたりよんが、「あれはやばいっすよ!」
「あれ、やばいよね!?」
「あれはやぱいっすよ! だって普通2,3枚でいいところを、袋半分入れて、煮出してもらいましたもん」
やっぱりアレはやばいよ! と確信して、席に戻る。
「奉孝ちゃん、よかったな。相当不味いもん作っても、大丈夫やで」
奉孝ちゃんに言うと、後ろから、
「たくいたはうるさいで~! 海の幸に山のもんは入れるな! とか……」
しうぐーが、普段の不満をこんなところでぶつけておりました。しゃーないやんけ、たくいた、味にはうるさいねん。
(三田氏は”味覚オンチ”である)とインプットしました。
後に、苦茶は、体調の悪い人が飲むとあまり苦味を感じず、体調のいい人が飲むと苦いらしいと知りました。次の日、このお茶のせいか、お通じが良すぎて、えらい大変でした。危うく、鎌倉行きが遅れるところだったゼィ!
そんなクールな三田氏に、ゆうり女王の「S」に火がついたのか、苦茶にラー油を混ぜたものを飲ませて、三田氏、撃沈してました。もう、多分、三田氏、五覇岡集会には参加しないような気がします。
アーメン……(泣)
そんな悪魔の儀式で澱んだ空気の会場に、一筋の光が差して参りました。
レインちゃんという若い女性が会場にやってきました。どうも「金庸迷の部屋」のファンらしいです。
「レインちゃ~ん! 俺、たくいた、知ってる~!?」
可愛い女性がいるのに、名乗らないなんて「大理段家」の血が許しません。しかし、若干ヒキ気味のレインちゃん。
「ああいうちょっとヒキ気味の娘が、たくいたに嵌るねん~♪」
「そんな娘、いいひん」
しうぐーがきっぱりと否定します。
「なんでやねん!? ヒキ気味やったけど、結婚したヤツおるや~ん」
などと、冗談言っていたんですが、ここに二つ名「破顔野獣」のモリーニョがいなくてよかった。あいつがここにいて、酔っ払っていたら、また悲劇が生まれるところだった。
そんな中、袋と名簿がテーブルに廻ってくる。
どうもここにお金を入れて、名前をチェックするらしい。って、なんで集金が「セルフ」やねん!
これはイカン! いくらグズグズ・ウダウダがウリの五覇岡でも、集金はしっかりしないと!!
会場に入る前に集金してから会場入りするシステムを作るか、集金する係りをしっかり決めて集めないとトラブルになりまっせ。
宴も終わり、マンボちゃんのトイレを待ってる間に、三田氏と奉孝ちゃん、挨拶もなしに消えてました(ドライやの~! せめて、みんなを見送ってみてもいいんじゃね?)
と、いうことで、あのとき言えなかったので、「末永く、お幸せにね~♪」
岡崎先生、忙しい中、ありがとうございました!
その後は、二次会で酔っ払い、マンボちゃんと携帯番号の交換をしてたらしいんですが、たくいたは番号を入力すらしておらず、マンボちゃんは、「この番号、何?」状態になったり、りよんちゃんと熱く語ったり(りよんちゃんは、本当に好漢だ!)と、楽しい時間が過ぎました。
どぅいちゃん、ゆうり女王もお疲れ様でした!
そして、参加してくれた皆さん、どうもありがとう~♪ (知らん人も結構いるけど……)
そうか、そっちのテーブルではそんなことがあったのか・・・と爆笑しつつ、拝読。
なんかさりげなくのろけられたような気もしますが~~この幸せ者w
あの苦丁茶、ダイエットにいい~~とか言われて、買い込んできたものが我が家にもまだ2箱あります。一本入れただけでも、めっちゃ苦い代物。
へーぜんとしている三田さんに、キレた女侠がありったけをぶち込んだのですが・・・どんだけ体調が悪いんでしょうか?心配~
by 迷子 (2010-08-27 01:53)
黒白双姥の息の合ったハードプレイが見られるんだね~、すごい催しだ。
>知らん人も結構いるけど……
え!?そんな長時間いても挨拶や話ができない人っているんですか?
人数が多いから?
じゃ、はじめからターゲット絞っていかないとダメですかねえ(爆)
by 阿銀 (2010-08-27 18:54)
>迷子さん
いえいえ、のろけてるつもりはありません。あくまで「報道」です。アハハ
あれはメチャクチャ苦いですよ。
三田氏は、相当の味覚オンチか、相当体調悪いかどっちかだと思います。
でも、今思うと、かなり顔色土色だったような。
心配ですね。
by 新選組副長助勤たくいた (2010-08-28 16:26)
>阿銀さん
息はそんなに合ってないと思うんですが、三田氏の(君らが望んだことじゃないのか!?)と疑いたくなるようなテンションの低さが、ふたりのハードプレイに火をつけたのは間違いないです。アハハ
今回、自己紹介もないので、テーブルが違うと、知ってる方ともお話できてないし、知らない人は本当に全然知らないっていう感じです。
前回も、テーブル違う方とはほとんど交流がないので、お話したい方が多くいるテーブルに行くのが得策かと。
by 新選組副長助勤たくいた (2010-08-28 16:31)
おこんばんは!
中華街楽しかったです。あたたかく歓迎してくださってありがとうございました^^
レポートを拝見して私がまだ仕事と格闘していた時間にこんな感じで盛り上がっていたのかー、と。おもしろいです。
もちろんたくいたさん知っています◎
たぶんこれから嵌まるんだと思います^^
それにしても、大理段家の血を継いでおいでとは知りませんでした^^^^^^
たぶんまた1年後に^^!
by rain (2010-08-29 00:49)
>rainちゃん
こんばんは!
いえいえ、こちらこそ楽しかったです。
普段は、わいわい言いながらディナーを食べてるんですが、今回は、三田氏と奉孝ちゃんが結婚することになったんで、特別バージョンです。なので、初参加の方のお顔とお名前は、ほとんど知らずじまいです。アハハ
ええ~!? たくいたのこと知ってはったんですか~!?
ええ~!? これから嵌まらはるんですか~!? 嫁には内緒ですよ~!
どういうわけか、大理段家の血が流れているみたいですが、段正明の路線を踏襲したいです。特技は「一陽指」です。内力を鍛えようとして、逆に霊感が強くなってしまったので、内功の鍛錬は休止中です。
では、また一年後~♪ って、ロマンティック~♪
by 新選組副長助勤たくいた (2010-08-29 18:38)
楽しく拝読いたしました。ほんとうにありがとうございました。いやーほんと、ドライですみませーん(笑)
by 奉考 (2010-08-29 19:58)
>奉孝ちゃん
奉孝ちゃんに楽しんでもらえてよかったです。「できれば五覇崗行きたくね~」位テンション低かった三田氏も楽しんでくれてはったかなぁ?
これから本当に大変だと思うけど、頑張ってね!
でも、料理は栄養以外は気を使わなくてもいいから良かったね(爆)
by 新選組副長助勤たくいた (2010-08-30 17:22)