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高野山へ縁結びツアー [森鵰俠侶]

 週末は久々に町家集会に行ってきました。

 新撰組副長助勤たくいたのブログへようこそ!

 長州幇会楽しそうですな。

 行った時、既に出来上がったモリーは、「俺の庭へようこそ」的なオーラをビンビンに出してました。

 何を思ってか、サラの黒いヘインズ・トレーナー着用でしたが、下は例の社会科の中年教師専用紺ズボンでした……。

 

 
 
  その翌日。

 未だ未婚の妹を含むD志社OG四人組は、「縁結び」の霊験あらたかな高野山を目指し、空が白む前に家を出て行きました。

 なんしか、たくいたが高野山の奥の院で「縁結び」の御守を買って、メールした相手が今の御前です。二人とも真言宗。そんな二人を弘法大師が放っておくはずありません。しかも、たくいた、弘法大師を尊敬しておりますから!そんな話を、妹と妹の友人は餓えた野良犬のように舌を出して聴いていたのであります。ちなみに、「縁結び」の御守は1000円です。ちょっと勇気が要ります。でも、

 「縁結びの御守に千円ぐらい出すゼィ!」

 くらいに意気込みを形にしないと恋も成就しねぇぜ!旦那。

 ガッツクのはマイナスですが、気合は大事です。これは男も女も同じことです。

 三十代も半ばになると、恋のスターティング・メンバーに残れるベテランは少ないです。もう甘い球が来たら、バットは短めで「つなぎの野球」を意識しないといけないわけです。「ウンチク垂れて、インテリな俺」作戦も、「辛いの得意やね~ん」でタバスコ食べて生殖作戦も、せいぜい大学までの話。こんなこと、三十代でやってたらアホです。時代遅れです。ましてや告られるの待ってたら、待ってるうちに一生終わっちゃいます。恋のサバイバーになるのは厳しいのです。



 全員が真言宗なのかは分かりませんが、兎に角、ラスト・チャンスとばかりに気合を入れて紀州へ向かいました。多分、真言宗だとポイントは高いと思います。

 今年、妹達女四人衆は35歳。焦るのも無理はありません。気ままに生きる時間が長ければ長いほど、男の為に生活を制約されるのを嫌がるもんです。そう考えれば、年齢以上に、割と崖っぷちです。

 前回、たくいたは高野山で、数名の御伴の者たちと猫一匹を連れて帰京し、江湖をオカルトの世界へ軽く突き落とした訳で、今回は、ツアー状態になるんじゃないの?位な感じで、割と戦々恐々としていたのですが、さすがは女四人衆です。お清めの塩をしっかり持参して行ったみたいです。ぬかりありません。

 「さすがだゼィ!」

 高野山での滞在時間は短かったものの、奥の院に、霊宝館。それに根本大塔(教義としてはここがメイン)と教科書でお馴染み”金剛峯寺”でも御朱印をゲットして、かなり有意義な時間を過ごせたようです。ポイントはきちんと押さえております。

 「さすがだゼィ!!」

 でも、4人が4人とも、「縁結び」の御守を買うのを忘れたそうです……。

 意味ないやん……。

 「お兄ちゃん、今度、もし高野山行く機会があったら、御守買って来て」

 と、ぬかしておりました。

 ますます意味ないやん……。

 そんな妹達の幸せを心から祈るたくいたであった。がんばれよ!D志社おとめ。

 
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tasuchan

>4人が4人とも、「縁結び」の御守を買うのを忘れたそうです……。

弘法大師のお導きの結果でしょう。南無阿弥陀仏



by tasuchan (2009-03-11 15:03) 

tasuchan

その心は、他力本願人なるなかれって所で。
自らの行動有るのみ、さすれば道が開かれる。

心細ければそのときはお守りをお兄様に買ってきてもらいなさいということで。
by tasuchan (2009-03-11 15:08) 

新選組副長助勤たくいた

>たすちゃん
 ナイスありがとうございます!

 なるほど、開拓精神ですね!

 南無阿弥陀仏
by 新選組副長助勤たくいた (2009-03-13 13:20) 

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