森鵰剣侠、近江八幡を行く その5 村雲御所瑞龍寺にて [森鵰剣侠]
南無八幡大菩薩、我に力を与えたまえ~!
新撰組副長助勤たくいたのブログへようこそ!
昨日は、ジャイは熱い牡蠣の肉汁でのどち○こを火傷しました。
今日は、たくいたが湯豆腐でのどち○こを火傷しました。
のどち○こを火傷して悶絶してるときって、他人の目は意外と冷たいということを知りました。
緊張の後に弛緩。心に安寧の時がやって来て、ふと振り返ってみると、山寺の門が静かな佇まいを見せていた。
村雲御所瑞龍寺。
日蓮宗唯一の門跡寺院らしい。門跡寺院というのは、皇族・貴族が住職を務める特定の寺院のことである。モリーニョがこの時そう説明してくれた。とぼけた顔して、割とよく知っている奴である。ときどき、間違いがあるから注意が必要だが。
(日蓮宗の寺って、そういや入ったことないな。しかし、なんか変な勧誘とかされたら嫌やな。そんなリスクを背負いながら拝観料300円って安いの? 高いの? それとも高くつくか? どうしよう?)
などと迷っていると、
「どうする? 入るか?」
とモリーニョが訊いてくるので、迷いながら寺に入ることにした。
寺に入ると、とりあえず記帳するたくいた。すると、住職さんらしき初老の男性が寺の中のことを簡単に説明してくれた。気さくな感じの人物だったので、警戒心を解くことにした。警戒心は、相手の警戒心を高めるということをたくいたは知っているからだ。故に、たくいたはすぐに「アホ」になるのである。
「え!? っていうか、たくいたって普通にアホちゃうん?」
と思ったそこのあなた。あなたは誤解してますよ。マキャベリを読め!
寺に入ると、庭に「妙法」とかかれてあった。この妙法の二文字は石が敷き詰められて書かれており、その石にはお経が書いてあるとのことだ。
通りがかりのお寺のおばちゃんがそう教えてくれた。
(信仰やね~)
このおばちゃんがまたも親切に寺のことを説明してくださりました。ありがとうございます。
廊下の左右の壁に貼られた日蓮の一生を描いた額が40枚くらい、説明文もついて展示されていたのだが、日蓮と聞いて、モリーニョの血が騒いだのか、
「隊長、この日蓮の一生を書いた額を見ていきましょう!」
と提案してきた。
(え!? これを一枚一枚見て行くの? 説明文もそんなに短いもんじゃないYO。俺、日蓮にこれっぽっちも興味ないのにこれを読まなアカンなんて、小学校の面白くなさそうなのに無理やり読まされる課題図書みたいで結構アレやん!)
心の中で叫んだが、モリーニョが最初の額の前で動かなくなってしまった。結構真剣に読んでいる姿に、
(モリーニョがこれを全部読んでる間することもないし、付き合ってみるか。日蓮ってそういや蒙古調伏しか知らんな~。当時、蒙古調伏で有名だったのは日蓮じゃなくって叡尊だけどね)
なんてこと思いながら、説明文を読むが、長い。読むのに飽きたら絵を見る、という絵本を読む子供状態で一枚一枚クリヤする。ただ、内容はいまいち理解できなかった。途中、たくいたがいつもお世話になっている八幡様を一喝するという話もあったんですが、その理由もよく分からなかった。理解できたのは、モリーニョの
「日蓮の眉毛はすっごい濃かった」
という説明くらいだ。鎌倉時代の時代背景とか、当時の仏教の様子とかを勉強しないと日蓮の「反骨」は理解できんな。たくいたにとっての鎌倉時代は源頼朝が奥州藤原氏を滅ぼした時点で終わってるのだ。アッハッハ
あれからどれくらい時間が経ったのであろう。日蓮の一生を書いた説明文を読むという時間から解放されたたくいたの足はオアシスを見つけたキャラバンのように皇族の方々が休憩されたという部屋「雲の間」へ吸い込まれていった。
豊臣秀次像です。
あとで知ったんですが、モリーニョの本名は、豊臣秀吉を敬愛するモリーニョの父が「秀吉」に因んで名付けたものらしい。知らんかった。
それなのに、モリーニョは豊臣秀吉より柴田勝家の方が好きらしい。
よかった。たくいたの父は武田信玄が好きなのだが、信玄の「信」の字を付けられたら、どうしようかと思う。
でも、よくよく考えてみると、たくいたは上杉謙信が好きなのだから、謙信の「信」と思い込めば済むんだけどね。
そんなことを一人思いながら、ロープウェイ乗り場の近くのおみやげ屋さんで丁稚羊羹を買って、下界に降りることにしよう。
モリーニョはお土産を兄貴の好みに合わすか、自分も食べるんだから自分の好みに合わすか迷った末(迷うなよ)、お兄さんの好みに合わせてお菓子を買ってました。
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昨日は、ジャイは熱い牡蠣の肉汁でのどち○こを火傷しました。
今日は、たくいたが湯豆腐でのどち○こを火傷しました。
のどち○こを火傷して悶絶してるときって、他人の目は意外と冷たいということを知りました。
緊張の後に弛緩。心に安寧の時がやって来て、ふと振り返ってみると、山寺の門が静かな佇まいを見せていた。
村雲御所瑞龍寺。
日蓮宗唯一の門跡寺院らしい。門跡寺院というのは、皇族・貴族が住職を務める特定の寺院のことである。モリーニョがこの時そう説明してくれた。とぼけた顔して、割とよく知っている奴である。ときどき、間違いがあるから注意が必要だが。
(日蓮宗の寺って、そういや入ったことないな。しかし、なんか変な勧誘とかされたら嫌やな。そんなリスクを背負いながら拝観料300円って安いの? 高いの? それとも高くつくか? どうしよう?)
などと迷っていると、
「どうする? 入るか?」
とモリーニョが訊いてくるので、迷いながら寺に入ることにした。
寺に入ると、とりあえず記帳するたくいた。すると、住職さんらしき初老の男性が寺の中のことを簡単に説明してくれた。気さくな感じの人物だったので、警戒心を解くことにした。警戒心は、相手の警戒心を高めるということをたくいたは知っているからだ。故に、たくいたはすぐに「アホ」になるのである。
「え!? っていうか、たくいたって普通にアホちゃうん?」
と思ったそこのあなた。あなたは誤解してますよ。マキャベリを読め!
寺に入ると、庭に「妙法」とかかれてあった。この妙法の二文字は石が敷き詰められて書かれており、その石にはお経が書いてあるとのことだ。
通りがかりのお寺のおばちゃんがそう教えてくれた。
(信仰やね~)
このおばちゃんがまたも親切に寺のことを説明してくださりました。ありがとうございます。
廊下の左右の壁に貼られた日蓮の一生を描いた額が40枚くらい、説明文もついて展示されていたのだが、日蓮と聞いて、モリーニョの血が騒いだのか、
「隊長、この日蓮の一生を書いた額を見ていきましょう!」
と提案してきた。
(え!? これを一枚一枚見て行くの? 説明文もそんなに短いもんじゃないYO。俺、日蓮にこれっぽっちも興味ないのにこれを読まなアカンなんて、小学校の面白くなさそうなのに無理やり読まされる課題図書みたいで結構アレやん!)
心の中で叫んだが、モリーニョが最初の額の前で動かなくなってしまった。結構真剣に読んでいる姿に、
(モリーニョがこれを全部読んでる間することもないし、付き合ってみるか。日蓮ってそういや蒙古調伏しか知らんな~。当時、蒙古調伏で有名だったのは日蓮じゃなくって叡尊だけどね)
なんてこと思いながら、説明文を読むが、長い。読むのに飽きたら絵を見る、という絵本を読む子供状態で一枚一枚クリヤする。ただ、内容はいまいち理解できなかった。途中、たくいたがいつもお世話になっている八幡様を一喝するという話もあったんですが、その理由もよく分からなかった。理解できたのは、モリーニョの
「日蓮の眉毛はすっごい濃かった」
という説明くらいだ。鎌倉時代の時代背景とか、当時の仏教の様子とかを勉強しないと日蓮の「反骨」は理解できんな。たくいたにとっての鎌倉時代は源頼朝が奥州藤原氏を滅ぼした時点で終わってるのだ。アッハッハ
あれからどれくらい時間が経ったのであろう。日蓮の一生を書いた説明文を読むという時間から解放されたたくいたの足はオアシスを見つけたキャラバンのように皇族の方々が休憩されたという部屋「雲の間」へ吸い込まれていった。
豊臣秀次像です。
あとで知ったんですが、モリーニョの本名は、豊臣秀吉を敬愛するモリーニョの父が「秀吉」に因んで名付けたものらしい。知らんかった。
それなのに、モリーニョは豊臣秀吉より柴田勝家の方が好きらしい。
よかった。たくいたの父は武田信玄が好きなのだが、信玄の「信」の字を付けられたら、どうしようかと思う。
でも、よくよく考えてみると、たくいたは上杉謙信が好きなのだから、謙信の「信」と思い込めば済むんだけどね。
そんなことを一人思いながら、ロープウェイ乗り場の近くのおみやげ屋さんで丁稚羊羹を買って、下界に降りることにしよう。
モリーニョはお土産を兄貴の好みに合わすか、自分も食べるんだから自分の好みに合わすか迷った末(迷うなよ)、お兄さんの好みに合わせてお菓子を買ってました。
タグ:近江八幡
うちも父親が「大江山酒天童子」が好きだったので、それに因んで綱と名づけられました。
そういうのってやっぱあるんですね。
by まんぼ (2010-01-31 00:39)
>まんぼさん
渋いところつきましたね~お父さん!
源綱ですか~渋すぎです。
僕はそういうところから名付けられてないので、少しジェラシーです。
by 新選組副長助勤たくいた (2010-02-01 18:55)